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清水邦夫ってだあれ?

早稲田大学在学中に初戯曲『署名人』を発表し、注目を浴びる。1960年早稲田大学卒業後、岩波映画に入社するが1965年に退社。劇作家として劇団「青俳」などに戯曲を提供する。

1969年の『真情あふるる軽薄さ』(蜷川幸雄演出)が反響を呼び、蜷川らと結成した劇結社「櫻社」が解散する(1974年)まで、蜷川とコンビを組み、反体制的な若者を描いた作品で人気を集める。9年のブランクを経て、1982年から蜷川との共同作業が復活、『タンゴ・冬の終わりに』では、ロンドン・ウェストエンドでイギリス人キャストによる上演を行った1974年、岸田國士戯曲賞を受賞。

1976年、松本典子らと共に演劇企画グループ「木冬社」を旗揚げ。自作の演出も数多く手がける。1976年、紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。(wikipediaより抜粋)

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シス・カンパニーさんの楽屋HPの解説がすばらしいので以下に転載します。

 

劇作家・清水邦夫は、1960年代~70年代、その闊達な筆致で、全共闘世代の心情や時代的側面を色濃く感じさせる作品 を次々と発表し、演劇界のみならず、当時の若者たちを熱狂させてきた現代を代表する劇作家です。現在も活発な活躍を続けていますが、特に最近では、彼の盟 友・蜷川幸雄が清水作品『タンゴ・冬の終わりに』『わが魂は輝く水なり』など、過去の作品に次々と取り組み、その演劇的なダイナミズムと瑞々しく詩的な美 しさをたたえたセリフの数々で、新たな信奉者を獲得し続けています。
 (略)『楽屋』は、'77年に発表された4人の女優たちを主人公にした作品で、男優陣メインの前述の作品群とは異なる趣をもった小劇場 的な親密な空気を漂わせた作品ですが、4人の女優たちの舞台裏での生々しい応酬やモノローグで全編を貫かれた、魅力あふれる人間たちの物語なのです。
http://www.siscompany.com/03produce/23gakuya/gai.htm

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